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書評ブログの【笑える本を読もう!】

書評ブログの【笑える本を読もう!】

奥田英朗
・・・直木賞作家。『イン・ザ・プール』『空中ブランコ』『町長選挙』の伊良部シリーズで人気。読めば外れのない安定感のある作家。

「ドラマだなあ。登場人物全員が負け組み」
「最後まで恰好をつけさせてほしい。尊重してほしい。若いころからそうやって生きてきた」
ライトアップされた東京タワーが見えた。長きにわたってガリバーだったはずの鉄塔が、高いビルに囲まれ、すっかり周囲に同化していた。時代が変わったのだ。
「眠れないなら起きてればいい」
「たとえばバスに乗ってて、次のバス停でほとんどの人が降りるとするよね。団地前とか、駅前とか。そういうとき、自分では降車ブザーを押さないで、誰かに押させるわけ。大丈夫。必ず誰かが押してくれるから」
「誰だって命は惜しいですよ。金の亡者ほど長生きにこだわるのは歴史の定説です」
「鏡にみとれている人間は自分しか見ていない。周りの景色は目に入ってこない。自意識とはそういうものだ」
愛するものは、おとぼけとユーモアで、近寄りたくないのは、ナルシシズムと冗談が通じない人たちだ。
家日和
なにがアフリカ難民を救う友愛の会、だ。キリスト教が布教目的で植民地支配に加担したのと同じ構図ではないか。
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三谷幸喜
・・・脚本家。テレビドラマ、映画などで多数の名作コメディを手がける。2010年放送のドラマ「我が家の歴史」は管理人のフェイバリット。

「高校の時に制帽っていうのがあったんですよ、帽子。だから、僕は被るものだと思って被っていましたけど、全校で僕だけだったんですよ、帽子を被って登校してたの。僕は校則だから被ってたのに、そういうのが逆に、変人に思われたりするんですよね」 
(笑)マークは、それさえ入っていれば、なんだか会話が盛り上がっているように見えてしまう、ずいぶん便利な発明品です。
「変な言葉って沢山あるよね。『マッハ文朱』とか」
「嘘の下手な人は、すべてを嘘で塗り固めようとします。嘘のうまい人は、肝心のところだけ嘘をついて、あとは出来るだけ本当のことを話します。だからつまり、正直者ほど嘘がうまいというわけで」
学年っていうのは生涯を左右するものですからね。「同学年」っていうだけで何か心開いた感じしますけど、清水さんは二つ上だからもう閉じまくってます。
自分が面白いと思っていないことをいくら喋っても、周りに面白さが伝わるわけはないですからね。
古代ローマの遺跡に何か文章が残っていて、「最近の若者はなってない」って書いてあったらしいですからね。
やっぱり、タバコって刺激が強いじゃないですか?強いからこそ習慣になりやすいのかもしれない。僕もタバコを吸うようになりたかったんだけど、一度吸ってみたらなんか、すごい強かったんで、とりあえずパイポから始めようと思って……。
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