忍者ブログ

書評ブログの【笑える本を読もう!】

書評ブログの【笑える本を読もう!】

町田康
・・・パンク界伝説のカリスマ、元INUのボーカリスト町田町蔵。「町田節」と呼ばれる独特な語り口が魅力。『猫にかまけて』で悶絶。

やっぱりこれはやるべきでしょう、と思ったんだな。なにを。つまり、あれ、そう、フォーク並び
「みんなでやろうよ、フォーク並び、ガッツでさあ」
およそ諸君はかく生きる可からざるを得ず、といった漠然とした概念的な歌が主流である現今の情勢下
「俺は一日を午前、午後、深夜と分けていて、その三つの区別がもうつかない」
壊色
音楽というのは論文ではないのであって、言いたいことなどあるわけがないし、一言に要約できるような種類のものではない。
俺の顔面を。頭から打ち消してくれ。
浄土
文字や言葉は全部嘘でこういう青空だけが本当なのだ。
パンクロックとはあらゆる現実を否認しながらその果てに現れる虚無と戯れるがごとき音楽で、歌詞等も現実をあほぼけかすひょっとこと罵倒するような歌詞が多く、しかしながらただ罵倒するのもなんなのでそこに税金を負けろとか戦争反対とか風呂で屁をこくなといったスローガンを混入させておく場合が多い。なかには本気で言ってるアホもいるけれども。
PR
SHARE THIS!!!    
爆笑問題
・・・本としてはコント形式のものを多く手がける。太田の自伝『カラス』(現在は『太田光自伝』として小学館より文庫化)は僕に読書の楽しみを与えてくれた本の一つ。

オナニーで想像力を養った部分はかなりあると思いますね。
たとえばヒットラーが台頭してきた時に、一部では評価されたけれども、時代を経て世界中の価値観として”あいつは間違っていた”と答えがちゃんと出るじゃないですか。大衆ってそういうすごく冷静な分析をちゃんとするって意味で、バカじゃないと思うんです。
「光、偉いぞ。わからない時は、そこを動かない。それが一番良い方法だ」
「みんなが」ってのが大嫌い。「『みんな』ってどこにいるんだよ。連れて来いよ、その『みんな』を。俺とお前の話で、なんで『みんな』が関係してくんだよ」って。「みんな」がどう言ってたかって関係ないでしょう?ねえ、みんな?
そして二十一世紀。実際に人間は二つの飛行機で二つの超高層ビルに、それぞれ正確に体当たりできることを証明した。
夢の二十一世紀は、不可能がなくなったことを知らせる二つの派手な爆音とともに始まった。
ドカーン!
ドカーン!
あのテレビ東京まで、アニメやらずにニュースやってたんで、よっぽど大変な事態なんだってことがわかったね。
田中は何も知りません。無知でバカでチビです。こうして私が原稿を書いている今も、田中はきっと家でポコチンでもいじっているでしょう。
SHARE THIS!!!    
PREV ≪  TOP | 11 12 13 14 15 16 17 18  ≫ NEXT
Sponsored Link
Share
Ranking
人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ
New Reviews
Recommend
松尾スズキ (小説)
 クワイエットルームにようこそ
中島らも (エッセイ)
 中島らものたまらん人々
町田康 (エッセイ)
 猫にかまけて
奥田英朗 (小説)
 ララピポ
森見登美彦 (小説)
 夜は短し歩けよ乙女
Sponsored Link