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書評ブログの【笑える本を読もう!】

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作品名: しりとりエッセイ
作家名: 中島らも
ジャンル: エッセイ

笑:☆☆☆☆☆☆★★★★
楽:☆☆☆☆☆☆★★★★
ス:☆☆☆☆☆☆★★★★
危:☆☆☆☆☆☆★★★★
中島らものその他のエッセイ 
【書評・あらすじ】
 テーマタイトルがしりとりで繋がっていくエッセイ。
 「しりとり」に始まり「ルフラン」に終わる。
 連載の際、先にタイトルをざーっと決めてしまって、毎回エッセイを書いていたらしい。そのためらもさんの知識の幅の広さが際立った内容になっていると思う。
 よくもまあこんだけ何についても文章書けるなあと感心していたら、実際書くだんになってまったく知らないテーマだったりして困ったこともしばしばあったんだとか。

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作品名: ロバに耳打ち
作家名: 中島らも
ジャンル: エッセイ

笑:☆☆☆☆☆☆★★★★
楽:☆☆☆☆☆☆★★★★
ス:☆☆☆☆☆☆★★★★
危:☆☆☆☆☆☆★★★★
中島らものその他のエッセイ
【書評・あらすじ】
 晩年に出されたエッセイ。
「衣食住」というテーマで連載されていたというが、話題はもんじゃ、入院生活、象のノミなど多岐に及ぶ。
 冒頭の「幼時の記憶」では自分が生まれるときの記憶が語られ(らもさんは生まれたばかりの頃に見た風景を記憶していたらしい)、その後幼少期に見たカカシに追いかけられる悪夢や、お父さんの手の込んだいたずら、映画館で見た映画のエロシーンの話等、序盤は自伝的要素が強い。
 特に父親の話が印象に残った。
「あの日の風景」でらもさんの父が「今日亡くなった」とあるので、そのため父の回想が多かったのかもしれない。
 幼少時代、息子を驚かすだけのために、出っ歯の入れ歯を作った歯科医の父の話なんか、なんともいい。 
 最後にらもさん自身によるいくつかの著書の解説と、「お悩み相談」が掲載されている。ファンとしては嬉しい。

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