忍者ブログ

書評ブログの【笑える本を読もう!】

書評ブログの【笑える本を読もう!】

 

作品名: 永遠の10分遅刻
作家名: 松尾スズキ
ジャンル: エッセイ

笑:☆☆☆☆☆☆★★★★
楽:☆☆☆☆☆★★★★★
ス:☆☆☆☆☆★★★★★
危:☆☆☆☆☆☆☆★★★
松尾スズキその他のエッセイ 
【書評・あらすじ】
「まえがき」に自ら書いているとおり、いろんなところに書いた文章を寄せ集めたもの。
 映画、漫画、ゲームなどにかんする寸評が中心。そのほか自筆の4コママンガがところどころはさまれ、最後にはNHK-FMで放送したラジオドラマの脚本が掲載されている。
 この寄せ集め感。

 表紙からして様子がおかしい。友達んちのテーブルの上にそっと飾っておきたい感じの松尾スズキ肖像画だ。すでにそこでかなりぐっとくるのだけど、内容もなかなか吹き出すのをこらえるツボが多かった。
 特に冒頭の「その言葉、汚穢につき」という映画寸評がクル。
 松尾スズキはただ映画の台詞を紹介しているだけなのだが、その台詞が本当にすごい。
「パパの精子がシーツに残り、ママの割れ目に残ったカスがおまえだ。このおフェラ豚」etc.
 罵詈雑言も粒が揃うと笑いになるんだなと感心してしまった。

PR
SHARE THIS!!!    

作品名: これぞ日本の日本人
作家名: 松尾スズキ
ジャンル: エッセイ

笑:☆☆☆☆☆☆☆★★★
楽:☆☆☆☆☆★★★★★
ス:☆☆☆☆☆★★★★★
危:☆☆☆☆☆☆☆★★★
松尾スズキその他のエッセイ
【名言・名文・名セリフ】
私は毛深い。プールで泳いでいて見知らぬ子供に『鬼』と呼ばれたこともある。

【書評・あらすじ】
 外タレのライブで「ギャナシャナエビバデサンバデロクンロールOKジェイパーン」とのコールに、わけもわからず「イエーイ!」とレスポンスする日本人の妙、そば屋にそばを食いに行ってカレーを食って帰る不思議、など、前半はタイトルに応じた内容となっている。
 しかし、途中からは松尾スズキの思うところを述べる普通のエッセイ。
 「やつら…本気だよ」とのたまった後「…今までありがとうよ」と言い残して絶命したらしい嫁の寝言の章なんか、とてもほほえましい。まあ離婚したらしいけど。
 ところで、エッセイで時々言及されてた松尾家の夫婦関係、嫁がバイセクシャルで、松尾スズキと嫁に共有の愛人がいた、というのは本当なんだろうか。だったら羨まし…、いや、恐ろしいことだ。

c6672ebc.jpgちなみに松尾スズキの嫁は、松尾スズキが監督した映画『恋の門』の「妄想の客」役として出演している。その名も松尾妻子。画像を見ると中谷美紀か深津絵里に見えるかもしれないが、これが松尾スズキの元嫁、妻子なのだ。

f897bba5.jpgさらに松尾スズキの共著猫マンガ『ニャ夢ウェイ』には、松尾妻子本人が出てくる。大いに出てくる。
なお、松尾妻子の画像は『恋の門』よりキャプチャしますた。


SHARE THIS!!!    
PREV ≪  TOP | 1 2 3 4  ≫ NEXT
Sponsored Link
Share
Ranking
人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ
New Reviews
Recommend
松尾スズキ (小説)
 クワイエットルームにようこそ
中島らも (エッセイ)
 中島らものたまらん人々
町田康 (エッセイ)
 猫にかまけて
奥田英朗 (小説)
 ララピポ
森見登美彦 (小説)
 夜は短し歩けよ乙女
Sponsored Link