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書評ブログの【笑える本を読もう!】

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栗田有起
・・・『ハミザベス』でデビュー。芥川賞候補数回。気づかないほどに作品に溶け込んだユーモアを得意とする。

太陽が当たらなくなるというのは生き物にとり、死を意味するのだろう。地球はいつも半分が昼で半分が夜。つねに半分死んでいる。日が暮れるとき、これから夜を迎える側の地球はたぶん、私はもう死ぬのだ、と思うのだろう。そして死の直前、最後の力を出し切るように、壮大な夕焼けを空に残したりする。
どんなに時代が変わってもたぶん、人の数だけ、階級社会だ。
私を見張っていたのだろうか。アフロに商品しのばせて万引きするとでも疑って。
お客様は神様だけど、神様が愛されるのは、それなりの節度があるからこそ
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村上龍
・・・いわずと知れた人気作家。笑える本としては『69』を紹介。

 今までの三十二年間の僕の人生の中で、三番目に面白かった一九六九年はそのようにして始まった。
 僕達は、十七歳だった。
バカ者何を言うか俺たちはバリ封という神聖な目的のために結集しているんだぞ 女子の更衣室を見る? そんなハレンチなことを考えるのはすでに敗北しているようなものだ、と、誰も言わなかった。
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