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書評ブログの【笑える本を読もう!】

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作品名: 十七歳だった!
作家名: 原田宗典
ジャンル: エッセイ

笑:☆☆☆☆☆☆☆★★★
楽:☆☆☆☆☆☆☆★★★
ス:☆☆☆☆☆☆☆★★★
危:☆☆☆☆☆☆★★★★
原田宗典その他のエッセイ
【書評・あらすじ】
 この人のエッセイを読んでいると、大槻ケンヂのエッセイを読んでいるような錯覚に陥る。文体が驚くほどそっくりなのだ。これはきっとオーケンの影響を受けたに違いない、って多分それは順序が逆。
 内容は著者のバカバカしくも楽しかった高校時代を振り返る、といったもの。今で言う「リア充」を地で行く高校生かつ。いけてない上に男子校という思春期の二重苦を味わった僕としては、この手の青春モノはダメだろうとタカをくくっていたのだけど、まあ意外に結構楽しめた。17歳はみんな17歳なんだね。
 割とみんなにおススメですが、特に男性におススメの一冊。
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作品名: われ笑う、ゆえにわれあり
作家名: 土屋賢二
ジャンル: エッセイ

笑:☆☆☆☆☆☆☆★★★
楽:☆☆☆☆☆★★★★★
ス:☆☆☆☆★★★★★★
危:☆☆☆☆☆☆☆☆★★
土屋賢二の他のエッセイ 
【書評・あらすじ】
 土屋賢二はお茶の水で哲学を教えているれっきとした大学教授。しかし本の内容はというと、人を笑わすこと意外何も考えてないといったもので驚く。内容はもちろんのこと「献辞」と「はじめに」にいたるまでとことんギャグを言い倒す。そんな一冊です。
 具体的な内容を紹介しづらいので「はじめに」から少し引用――
【以前から書きとめていたものがかなりの量になり、出版をしきりに勧めてくれるものがまわりにいなかったので、自分から出版を交渉した結果がこの本である。事前に何人かに読んでもらったところ、「面白くない」と言うものと、「つまらない」と言うものとに意見が分かれた。なお、公平を期すために、「非常にくだらない」という意見もあったことをつけくわえておこう】
 この手の非常にひねくれた笑いに満ちた一冊。

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