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中島らものエッセイ【書評一覧】 > とらちゃん的日常
作品名: とらちゃん的日常 作家名: 中島らも ジャンル: エッセイ 笑:☆☆☆☆☆☆★★★★ 楽:☆☆☆☆☆☆☆☆★★ ス:☆☆☆☆☆☆☆☆★★ 危:☆☆☆☆☆☆☆★★★ 中島らものその他のエッセイ |
猫エッセイ。
ひょんなことから無性に猫が飼いたくなり、いてもたってもいられずペットショップに走るらもさん。
そしてめぐり合ったとらちゃんを溺愛する毎日…がくるかと思ったら仕事場の管理人さんが大の猫通で、とらちゃんのハートをがっちり横取りされてしまう。しまいにはらもさんの部屋は「とらのトイレ」と化し、元マネージャーのわかぎゑふからも同情されてしまう。そんならもさん。
町田康の『猫にかまけて』と合わせて、猫好きにおススメの猫エッセイ。
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村上龍の小説【書評一覧】 > 69 sixty nine
作品名: 69 sixty nine 作家名: 村上龍 ジャンル: 長編小説 笑:☆☆☆☆☆☆☆★★★ 楽:☆☆☆☆☆☆☆★★★ ス:☆☆☆☆☆☆☆☆★★ 危:☆☆☆☆☆☆☆★★★ 村上龍その他の小説 |
今までの三十二年間の僕の人生の中で、三番目に面白かった一九六九年はそのようにして始まった。
僕達は、十七歳だった。
なんて文章で始まる物語。あえて「三番目」ってところが、なんだか上手いよね。僕達は、十七歳だった。
1969年、学生闘争が盛んに行われていた時代。舞台は米軍基地のある佐世保。その佐世保に暮らす主人公の高校生、ケンは、仲間と一緒に学校封鎖を実行する。
平和のため?思想のため?
否。
ただ単に目立ちたいからだ。
恋愛、学校閉鎖、フェスティバル開催。
どこを開いても「青春」の香りがぷんぷん漂ってくる。
見ていて悔しくなるほどの青春小説。
ちなみに映画がやけに面白い。 と思ったら、脚本がクドカンだった。 |
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