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松尾スズキのエッセイ【書評一覧】 > 大人失格
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松尾スズキの初エッセイ集。
最初ということで気合が入っていたのか、松尾スズキのエッセイの中では一番面白いんじゃなかろうか。
「私はブスの味方だ」と公言し、チャゲアスのファンにはなぜブスが多いか、や、ブスがクラスで一番のハンサムにほれるのはなぜか、など、独自のブス論を展開する「全てのブスの明日のために」あたりが笑えてよい。
その他、差別と「面倒力」の関係を指摘した「『面倒力』の脅威」や、「感じない」がウリのAV女優の喘ぎ声を聞いて嘆く「感じないでMちゃん」、なぜか芝居を頑なにジャパニーズヒッピーの集いだと信じきっている狂人と出会った話「距離のテロリズム」など、読み応えのある笑えるエッセイが多数。
巻末には子どものころを振り返るちょっとした自伝「子供失格」が掲載。
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大槻ケンヂのエッセイ【書評一覧】 > 行きそで行かないとこへ行こう
作品名: 行きそで行かないとこへ行こう 作家名: 大槻ケンヂ ジャンル: エッセイ 笑:☆☆☆☆☆☆★★★★ 楽:☆☆☆☆☆★★★★★ ス:☆☆☆☆★★★★★★ 危:☆☆☆☆☆☆☆★★★ 大槻ケンヂその他のエッセイ |
大槻ケンヂが通天閣、ホモ映画館、ストリップ、寄生虫博物館(未遂)、東京タワー、日光江戸村等、普段行きそうでいかないところへ行く。相変わらず多少マニアックな感じだけど、気軽に笑える一冊だと思います。ビリケンさんに会いに通天閣へ行く編では、何気に中島らもさんが出てくるので必見。
ちなみにこの本で行かないままになってた「目黒寄生虫博物館」だけど、一昨年、用事があって(あ、あれは筋肉少女帯のライブを見にいったんだった)東京に行ったときに寄ってきました。
もっと大々的にやってるのかと思っていたら、予想に反して、博物館は普通のビルの中にこじんまり。
しかし入り口に掲載された貼り紙がとにかくすごかった。
「それ!ほんとうに寄生虫? 『特別展示 寄生虫!と疑われた寄生虫ではない異物』」
なんだかもう、ねえ本当に(笑)
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