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中島らものエッセイ【書評一覧】 > 牢屋でやせるダイエット
作品名: 牢屋でやせるダイエット 作家名: 中島らも ジャンル: エッセイ 笑:☆☆☆☆☆☆★★★★ 楽:☆☆☆☆☆☆★★★★ ス:☆☆☆☆☆☆★★★★ 危:☆☆☆☆☆☆☆★★★ 中島らものその他のエッセイ |
らもさんが大麻所持で逮捕されたときに経験した、22日間の拘置生活を綴ったエッセイ。
逮捕時のことから拘置所での暮らし、感じたことなどが驚くほど事細かに記されている。せっかくだからネタにしてやろうとメモをとっていたらしい。
拘置された夜、血圧に異常が起きて死に掛けたのだけど「規則」という理由で医療を受けられなかったといった、リアル版『クワイエットルーム』(松尾スズキ)のような話があったり。そして飯ストならぬ風呂スト、ひそかに付けられた監視カメラへの反抗、といったロックな一面も見せてくれます。らもさんかっこええ。
しかしタイトルに反して、規則正しい生活と旨い飯(ただし心を込めて冷やしてある)によって、太って出所したのだとか。
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清水義範の小説【書評一覧】 > 秘湯中の秘湯
清水義範お得意のパスティーシュ(模倣)盛りだくさんの一冊。秘湯紹介ガイド、常識テスト、取り扱い説明書、アンケート、母への手紙、などさまざまな文章を模倣(というより擬態かな)している。
おススメは表題作「秘湯中の秘湯」。そんな秘湯があるか、と突っ込みながらも、思わず笑ってしまう類の小説。
と何気に今「小説」と書いたけど、この人の小説って小説なのかな、とふと疑問。特にパスティーシュものはストーリーがあるわけではないので、小説とはいい難い気もする。ついでに「話」でもないし、「物語」でもないと思う。あえていうなら「文章」とか「読み物」とかになるのかな。まあいずれにしても笑えるから何でもいいんだけど。
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