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書評ブログの【笑える本を読もう!】

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作品名: 休みの国
作家名: 中島らも
ジャンル: エッセイ

笑:☆☆☆☆☆★★★★★
楽:☆☆☆☆☆☆★★★★
ス:☆☆☆☆☆★★★★★
危:☆☆☆☆☆☆★★★★
中島らものその他のエッセイ 
【書評・あらすじ】
 中島らも晩年中の晩年に書かれたエッセイ。一年365日に存在する「~~の日」の中から、月ごとに面白いものを選び、ツッコミつつそれに関することがらを語る。
 中島らもなけなしのエッセイを楽しみながら、自分や身近な人の誕生日が何の日か調べてほくそ笑むことができるお得な一冊。ちなみに僕の誕生日は「ジュディ・オングの日」でした(笑)
 いろいろネットで検索すると、らもさんの晩年のエッセイはあまり評判よくないみたいなのだけど、これなんか結構面白いと思うんだけどなあ。

 あとがきは娘の中島さなえ。今はエッセイストとしてご活躍とのこと。あとがきでは家庭でのらもさんのことが語られていて、笑える上にほかっとしています。

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ノッポさんがしゃべった日/高見映

【あらすじ・ひとこと】
 高見映といわれても分かる人は少ないけど、ノッポさんといわれたら、25歳以上なら知らない人のほうが少ないと思う。そんなノッポさんが書いたエッセイ。
 ノッポさんといえば、誰もが「この人は口がきけないんだ」と思い込んでいたが、最終回で突然「あ、喋っちゃった」と喋って視聴者の度肝をぬいた人だ。その後ノッポさんはムリして喋ったために死んだ、という意味の分からないノッポさん死亡説が流れたりして、なんだかよく分からないけど、その死亡説の流れ方からも、小学生の間では志村けんくらいにはカリスマだったことが分かるのだ。
 このエッセイでは、「できるかな」をやっていた当時のこと、始まった頃、最終回で「喋っちゃった」と言ったときの心境、などかゆいところに手が届く内容と、その後のノッポさん、というより高見映に戻った一人の芸人としての心境などが書かれている。
 意外だけど、ちょっと愚痴っぽい。

笑:☆☆☆☆☆★★★★★(笑える度)
楽:☆☆☆☆☆★★★★★(楽しめる度)
ス:☆☆☆☆☆★★★★★(人におススメできる度)
危:☆☆☆☆★★★★★★(図書館など静かな場所で読んだら危険度)
 
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