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書評ブログの【笑える本を読もう!】

書評ブログの【笑える本を読もう!】

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作品名: ニッポンの犯罪12選
作家名: 爆笑問題
ジャンル: 漫才形式

笑:☆☆☆☆☆☆★★★★
楽:☆☆☆☆☆☆★★★★
ス:☆☆☆☆☆★★★★★
危:☆☆☆☆☆☆☆★★★
爆笑問題この他の漫才本 
【書評・あらすじ】
 『日本史原論』シリーズの一つ。
 とはいえシリーズとはまったく別のタイプのエッセイ(コント)だと思うので、当ブログでは別物扱いとして紹介。
 爆笑問題が石川五右衛門(16世紀)からパリ人肉食事件(現代)に至るまでに起きた、ちょっと妙な12の事件について語る(という体で、実は太田が全部書いているらしいのだけど)。

 ちなみにこの本のようにコントスタイルで出されている爆笑問題の本は、基本的にどれも一緒。10冊ほど読んだけど、どれも印象が同じなの。
 本のテーマによって内容の方向性はあるのだろうけど、どれを読んでも同じように太田がボケて田中が突っ込み、どの本も同じ程度で笑える。
 あとは気になるテーマをご自由に選べばいい、という意味では、楽ちゃあ楽な読み物だね。
 ただ後日何があったかを書かなければならなくなると(例えば今の僕とか…)結構大変なんだな。

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作品名: くたばれPTA
作家名: 筒井康隆
ジャンル: ショートショート

笑:☆☆☆☆☆☆★★★★
楽:☆☆☆☆☆★★★★★
ス:☆☆☆☆☆★★★★★
危:☆☆☆☆☆☆★★★★
筒井康隆その他の小説
【書評・あらすじ】
 くたばれPTA!と思わず言いたくなる表題作「くたばれPTA」。筒井康隆が戦っていたものの正体がよく分かります。
 特に昨今(2010年3月現在)話題になっているマンガに検閲を入れる件(「青少年健全育成条例改正」)ともだいぶ繋がりのある話だと思う。
「子供たちの判断力を、ある程度、信用してやったらどうですか?」
 という作中の筒井の叫びは、そのまま今の問題に転用できそうだ。

 その他、昭和40年代に書かれたショートショートが24話収録。
 全体として筒井作品を読んだときに感じるドタバタ感はあまりなかったような気がする。
 「酔いどれの帰宅」のオチなんか、力技で好きだな。

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