忍者ブログ

書評ブログの【笑える本を読もう!】

書評ブログの【笑える本を読もう!】

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

SHARE THIS!!!    
 

作品名: なれずもの
作家名: 中島らも
ジャンル: 対談集

笑:☆☆☆☆☆☆★★★★
楽:☆☆☆☆☆★★★★★
ス:☆☆☆☆★★★★★★
危:☆☆☆☆☆☆★★★★
中島らもその他のジャンル本
【書評・あらすじ】
 中島らものラストトーク集。亡くなる直前まで連載されていた対談をまとめたもの。
 ならずものになりそこねた「なれずもの」中島らもと、柴山俊之(ヤクザに憧れるもバンドマンで名を馳せる)、宇梶剛士(元ブラックエンペラー総長でのちに俳優に)、阿部譲二(若かりし頃からヤクザやって、何度かお縄ちょうだいしてのちに作家)など強烈な面々がアウトローな対談を繰り広げる。
 最後に掲載された松尾貴史の項で、中島らもラストの台詞が「あー、今日はおもろかったわ」なのが、中島らもの全人生に対する締めの一言のようで、なんだかジーンとくる。

PR
SHARE THIS!!!    
できそこない博物館/星新一

【あらすじ・ひとこと】
 ショートショートの代名詞ともいえる星新一が、過去に書き溜めた膨大な量のネタのメモを見ながら、155編のボツネタを紹介しつつ自らダメだしをする。
 エッセイという類の本をほとんど読まなかった頃に読んだんだけど、僕の好きな星新一先生はやっぱりユーモアに溢れる人だったんだ、と嬉しくなるようなエッセイだった。
 星新一ファンならかなり楽しめ、ショートショートを執筆するものとしては勉強になり、どちらでもない人はほどほどに楽しめる内容となっている。
 未完成ながらショートショートを読め、エッセイも楽しめるという一冊で二度おいしい一冊。

笑:☆☆☆☆☆★★★★★(笑える度)
楽:☆☆☆☆☆☆★★★★(楽しめる度)
ス:☆☆☆☆☆★★★★★(人におススメできる度)
危:☆☆☆☆☆★★★★★(図書館など静かな場所で読んだら危険度)
SHARE THIS!!!    
PREV ≪  TOP | 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124  ≫ NEXT
Sponsored Link
Share
Ranking
人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ
New Reviews
Recommend
松尾スズキ (小説)
 クワイエットルームにようこそ
中島らも (エッセイ)
 中島らものたまらん人々
町田康 (エッセイ)
 猫にかまけて
奥田英朗 (小説)
 ララピポ
森見登美彦 (小説)
 夜は短し歩けよ乙女
Sponsored Link