伊坂幸太郎の名言集

伊坂幸太郎
・・・人気作家。スリリングなストーリー展開と登場人物たちのユーモラスな語り口が特徴。

世界から自由になるには、携帯電話を切ればいい。単純で、ひどくくだらない。 （グラスホッパー）

「世の中に酷くないことってないでしょ？生まれた時から、死ぬのが決まっているというのがすでに酷いんだから」 （グラスホッパー）

「本に書いてあることはたいてい、でたらめだ。目次と定価以外全部嘘だ」 （陽気なギャングが地球を回す）

「人と動物を区別したのは、火の発見であるとか、道具を使うようになったからであるとか、黒くて大きなモニュメントに触ったからであるとか、いろいろ言われてもいますが、人が動物に戻れなくなったのは、時間を気にするようになったからである、と言った人がいます。名前は忘れました。もしかしたら、私かもしれません」 （陽気なギャングの日常と襲撃）

「偉そうな奴で世の中は溢れてるんだよ」 （陽気なギャングの日常と襲撃）

「いい人というのは、意外に、嫌な人なんだよ」 （陽気なギャングの日常と襲撃）

僕はいかにも自分が主人公であるような気分で生きているけど、よく考えてみれば、他人の人生の中では脇役に過ぎない。 （アヒルと鴨のコインロッカー）

「凄いよね。一人の男と五十年って、修行か刑罰だよ、まるで」 （フィッシュストーリー）

「そうか、つらいか」黒澤が言う。そこで 「みんなつらいよ」と言わないところが偉いな、と大西は思う。 （フィッシュストーリー）

そういうやり取りを「援助交際」と呼ぶのが、僕には抵抗があった。何が、「援助」でどこが、「交際」であるのか分からないからだ。「パートタイム性行為」であるとか、「商業的セックス」と言うほうが、まだ的を射ている気がする。 （チルドレン）

『女子トイレは迷路になってんのかよ！時間が止まってんのかよ！』 （チルドレン）

休暇の時も仕事のことを考えているのは、労働者というよりも芸術家に近いはずだ。 （チルドレン）

名言集トップへ