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書評ブログの【笑える本を読もう!】

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景山民夫
・・・若かりし日に海外を渡り歩いた経験を持つ放送作家にして小説家。トラブルバスターシリーズがおススメ。

あれば便利ということと、なくてはならないということは別なような気がする。
耐久年度を過ぎてしまっている、古くさい宗教をこねくりまわさねば死を迎える覚悟が持てない人間よりは、犬のほうが真理を熟知している
僕たちが子供の頃には、必ずと言っていい程、その町に莫迦が一人いた。不思議なことに、町内に二人はいないのだ。
「あの女達の半分は、娼婦のふりをした婦人警官で前金を渡した途端に逮捕されます」
「でも、残りの半分は?」
「残りの半分は、娼婦に変装した男子警官です」
頭の中で、今、俺の銀行口座にいくら残っているかを考えた。そして殴るのをやめた。金持ち喧嘩せず、なんぞという諺は大嘘だと思った。喧嘩できないのは貧乏人の方だ。
「お前さんたち若い連中はみんなそう信じてるらしいがな、今から四十二年前までは、新聞にゃ嘘しか載ってなかったんだよ。大本営発表ってやつだ。俺たちはそういう時代を知ってるんだよ」
テレビとヤラセは切っても切れない仲だ。やらせという言葉を作為という一般用語に置き換えれば、作為のないテレビ番組なぞというのは、この世に存在しないということが、すぐ判るだろう。
「おい、ハードボイルドは知識じゃないぜ。ライフスタイルなんだって言ったろ。こいつは経験を積まないと身につかないんだ」
視聴率が高いということは、実はみんながその番組に飽きてるってことなんです。
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