笑える本を読もう! >
筒井康隆の小説【書評一覧】 > 陰脳録
|
「リビドー短編集」とサブタイトルのついた一冊。そのサブタイトルどおり、エロがテーマの短編が14話収録されている。
女を抱くときに男の心の中で生じるドタバタ劇を描く「欠陥バスの突撃」、オナニーでイク瞬間にテレポートをする能力、その名も”オナポート”の発見とそれが招く混乱を描いた「郵性省」、キンタマが風呂の排水溝にモッテかれてしまった男の悲喜劇を描く「陰脳録」などなど。
特に「モダン・シュニッツラー」がバカでよかった。宇宙飛行士とダッチ・ロボット、生物学者とコンピューター、コンピューターとプログラマーなど、とんでもない組み合わせのセックスが描かれていて斬新。
まったくとんでもないオナニー小説だった。
というと、筆者のひとりよがりで楽しむ余地がまったくない作品のことを意味しそうであるが、この短編集の場合本当にオナニーの小説があったりするから、もう何がなんだか。
PR
SHARE THIS!!! |
Recommend
松尾スズキ (小説)
クワイエットルームにようこそ
中島らも (エッセイ)
中島らものたまらん人々
町田康 (エッセイ)
猫にかまけて
奥田英朗 (小説)
ララピポ
森見登美彦 (小説)
夜は短し歩けよ乙女
クワイエットルームにようこそ
中島らも (エッセイ)
中島らものたまらん人々
町田康 (エッセイ)
猫にかまけて
奥田英朗 (小説)
ララピポ
森見登美彦 (小説)
夜は短し歩けよ乙女
Sponsored Link