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中島らものその他の本【書評一覧】 > ポケットが一杯だった頃
中島らも追悼遺稿集、第3弾。
収録内容は以下のとおり。
1.80年代から亡くなった04年にいたるまでにらもさんが残した数多くのエッセイの中からのいいとこどりしたもの。
2.大麻事件時の記者会見用の原稿(アホなことばかりメモしてある)や世界の子どもたちの未来を憂う詩「Like a Water Fall」などの未発表の原稿。
3.妻の美代子さんとの対談「夫婦の情景」を含む対談集。
4.らもさん自身による作品と舞台の解説。
5.FM大阪で放送していた「月光通信」のラジオコントを収録したCD
特に、らもさん自身による全作品の解説はファンとしては嬉しい。
「この頃、想像を絶するくらいエッセイを書いていました」といった製作秘話が語られている。全著作を読んだ僕としては楽しい内容だった。
それから、以前かららもさんのラジオコントを聞いてみたいと思っていたので、CDもたまらなかった。いかんせん路線がシュールでマニアックなのでシンプルに笑えるものではなかったけど、聞けただけで満腹。
しかし、中島らもファンでなければ、というよりカリスマとしてあがめるくらい好きじゃなきゃ、2500円は高いですよね。
ファンとしての満足度はかなり高いのだけど…。
なお、巻末では元マネージャーにして息子の中島晶穂が寄稿している。
息子からみた中島らもの姿がうかがえる。
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