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爆笑問題のエッセイ【書評一覧】 > ヒレハレ草
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爆笑問題名義で出てるけど、内容はほとんど太田が書いたエッセイ。申し訳程度に田中作の粘土細工の写真が挿入されている(けっこう上手い)。
爆笑問題の本は、コント形式のものが多いので、ここまでスタンダードなエッセイはかなり珍しい気がする。また、10年前の本だけど、時事ネタがほとんどないので今でも問題なく楽しめる。
途中、エッセイ(ノンフィクション)のふりをしてショートショートがかかれてたりするので要注意。湿度はかなり高めなので、万人ウケはあまりせんかも。
ところで、僕はこの本を古本屋で買ったのだけど、数箇所にオレンジ色の蛍光ペンでアンダーラインが入れられいている。前の持ち主が入れたんだと思う。例えば「高校の三年間、友達が一人もできなかった私は、大学に入って友達ができたので嬉しくてしょうがなかった」という箇所に線が入れてあるのだけど、この人はそこに印をつけていったい何をしたかったんだろうか。覚えておきたかったんだろうか。結局ブックオフに売ったくせに。
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爆笑問題のエッセイ【書評一覧】 > 太田光自伝
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僕が読書を始めるきっかけとなった一冊。
対談形式の自伝。爆笑問題の太田が生まれた年から34歳まで、自分の各年齢を振り返る。
しかし自伝といいつつ話は飛躍したり捏造されたりハチャメチャ。
それにしてもこの人の発想の豊かさにははっとさせられます。
進化の枝分かれの中でハゲワシは人間よりも進化しているかもしれない、という話とか感心して読みました。つまり、人間が猿の中で進化している度合いと、ハゲワシが鳥の中で進化している度合いを比べると、もしかすると人間はまだまだぜんぜん進化していないほうなんじゃないかという話。
いい加減なことを言っているようで、ナスカの地上絵の例なんかを交えつつ語られると、思わずなるほどなと思わされてしまいます。
その発想の豊かさと饒舌さに関心。
最近テレビでは時事・政治ネタばっかやってるけど、やっぱりこの人はこういう普通の話をさせると面白いですね。
爆笑太田が好きならおススメの一冊。
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