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爆笑問題のエッセイ【書評一覧】 > 天下御免の向こう見ず
作品名: 天下御免の向こう見ず 作家名: 太田光 ジャンル: エッセイ 笑:☆☆☆☆☆☆★★★★ 楽:☆☆☆☆☆☆★★★★ ス:☆☆☆☆☆☆★★★★ 危:☆☆☆☆☆☆★★★★ 爆笑問題この他のエッセイ |
単行本では爆笑問題名義だったのだけど、どうも文庫化される際に太田名義になったらしい。
爆笑問題関係にしては珍しく、エッセイスタイルの一冊。太田初のエッセイ集とのこと。
コントとは違って、太田の書くエッセイはじっとりした読み口。
内容としてはオウム事件やなんやと、太田独特の視点からさまざまなことが語られていて、総じて面白かった。
特に自伝的要素の強い一冊だったと思う。
友だちのできなかった高校時代、大学での田中との出会い、ステージデビューしたころのことなど。
特に途中はさまれる田中との「スペシャルトーク」で、それらのことを二人が楽しそうに語っているのが印象的。その中で語られる、太田が好きな女(ダンサー)を手伝いに軽井沢に行った先でのとんでもない一夜の話(夜の軽井沢の惨劇!)がわけわかんなくて笑えた。
巻末では松村邦洋と岡田斗司夫との対談が掲載。
エヴァンゲリオンとか流行ったころに書かれた一冊のようで、岡田斗司夫とは主にオタクの話題が行われる。
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爆笑問題のエッセイ【書評一覧】 > 三三七拍子
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自分のこと、世間のこと、今のこと、未来のこと、など、思うところが徒然に書かれたエッセイ。爆笑問題関連の本は基本的にコントスタイルなので、ここまできちんとエッセイなのは珍しい。
幼い頃に愛犬だったチンの「ポコ」(なんとチンのポコなのだ)が死んだときのことや、島崎藤村に心酔した高校時代といった、太田の過去がエッセイスタイルで綴られていて、ファンには嬉しい。
また、基本的に爆笑問題は時事ネタが多いが、いかんせん時事ネタはときとともに風化する。
このエッセイに関しては時事ネタが少ないというのが、出版後10年経った今読むに当たりありがたい。
しれっとショートショートのような話が挟まれたりして、ますます徒然な感じの一冊。
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