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中島らもの小説【書評一覧】 > 永遠も半ばを過ぎて
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笑えるところもあるけど、笑えるというよりむしろ「面白い」作品かもしれない。
写植を生業としている主人公。毎日依頼された文章を活字に直すことで生計を立てている。
「こんなにやせていいの!?お茶を飲むだけなのに」
このように自分とはなんら関係のない言葉を機械のように活字に直している。
しかしある日、いつものように仕事をしていた主人公だったが、なぜか気がつけば文章が勝手に転がり始めている。いわゆる「お筆先」の状態で文章を書いていたのだ。
自分ではまったく書いた覚えはないのだけど、たしかにパソコンには美しい文章が書かれている。
「永遠も半ばを過ぎて…」
似た作品としては三浦しをんの『まほろ駅前多田便利軒』を挙げておく。
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中島らもの小説【書評一覧】 > 寝ずの番
ユーモア短編集。
桂吉朝ら落語家から聞いた話をそのまま物語としてまとめた(ようなもんだから俺に印税よこせ!と吉朝さんがあとがきで怒っている)という「寝ずの番」3話。師匠、兄弟子、姐さんの通夜の夜に巻き起こる弟子たちの騒ぎを描く。とびきり下品でとびきり粋な3篇。
それにらもさんオリジナルの短編小説7話を収録した一冊。
子どものころ永井君にされた「ぽっっっか~~~ん」が現在によみがえり劇団リリパット・アーミーのいたずらオヤジたちに火をつける(「ポッカァーン」)、ぎょう虫検査と小学生のほろ苦い想い(「黄色いセロファン」)、おれとおれのクローンの生活(「仔羊ドリー」)など。
さっきまであほで下品なことばっかりいっていたおっちゃんが、急にロマンチックなことをいったかと思うと、最後にはホロリとさせる。
助べえでアホでキザ。そんな中島らもの魅力がきゅっと詰まっている一冊です。
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