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清水義範の小説【書評一覧】 > 河馬の夢
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ユーモア短編集。
清水義範は言葉にとことんこだわる人。小説としてはストーリー性に乏しいのだけど、物語とは別の部分で十分に楽しい作品群を書く。
本書では、テレビ番組(ずばり言って、なるほど・ザ・ワールド)や子ども向け電話相談室、読者投稿欄、旅行向け案内書などがパスティーシュ(模倣)されている。
おススメは「大胆不敵東京案内」。東京に何度か行ったことがある、というただそれだけの理由で、地方出版社で「東京案内」を書くことに。さて出来上がった案内書は(笑)
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清水義範の小説【書評一覧】 > ことばの国
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清水義範は、ある特定のケースに用いられる言葉のおかしさに対して敏感な人なんだなと思う。
雑誌の対談、テレビ、インテリの書いた旅行記.etcetc。妙な言葉を拾い上げてきては、変だよねえ、ほらほら、と笑いながら手渡してくるといった感じ。
特にこの『ことばの国』はそういった変な言葉へのこだわりが強い一冊。
テレビの討論会、ファッション用語、連載小説の「前回までのあらすじ」といった、特殊な言葉で満ちた状況がパスティーシュされている。
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